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Weekly Q&A コーナー
ここでは、バランス美人塾の塾生や読者のみなさんから多く寄せられた投資信託についての疑問に回答していきます。
(毎週金曜更新)
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投資信託に関する疑問にわかりやすくお答えします。このコーナーまで質問をお寄せください。
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みなさんから多くの質問をいただいており、回答が遅れる場合もありますので、予めご了承ください。
ウェブコンテンツ Q&A
Q.10  定額購入はオトク?
Q.9  投資信託の説明を受ける時のポイントを教えてください
Q.8  基準価額はどこで確認すればいいの?
Q.7  ファンドマネージャーはどんな人たちですか?
Q.6  目論見書の扱いがわかりません
Q.5  投資信託には、どんな種類があるの?
Q.4  同じ商品なら、手数料も同じですか?
Q.3  投資信託には、どんなコストがかかるの?
Q.2  投資信託は、いくら?
Q.1  投資はいつ始めたらよいのですか?
Q.8
Q.10 定額購入はオトク?
「積み立て型投資信託」があるようですが、仮に10万円分を購入する場合、一度に購入するのと、小額ずつ積み立てるのはどちらがいいのでしょう?
Answer
すでにまとまったお金がある人にとっては、一度に買ってしまうことも1つの方法ですが、人間は、相場が急落しているときは「もっと下がるのでは」と思って購入を躊躇し、逆に値上がりしているときは、「高値で買ってしまうのでは」と考えてしまい、結局なかなか購入できないものです。できるだけ安全に、資産形成をしていくには、毎月少しずつでも定額で購入していくことをおすすめします。

投資信託の買い方には、「金額」を決めて定額購入する方法と、「口数」を指定して購入する方法の2種類があります。下図は、あるファンドを「定額」と「定量」で購入した場合を比べたものです。<1>のように毎月1万円で定額購入すると、基準価額が上昇したときには少なく、下落したときには多く買い付けることができます。<2>のように定量を購入すると、基準価額が1万円でも1万5千円でも同じ口数を買い続けることになります。これを比較してみると、<1>の定額購入の方が、1口あたりの平均購入価額を低く抑えられることがわかります。このように毎月「金額」を決めて購入する方法をドルコスト平均法と言い、着実な資産形成には、大変有効な方法といえます。
なお、各販売会社では、定期的に自動買付される自動購入サービスを行っていますので、利用してみるのもよいでしょう。
Q.8
Q.9 投資信託の説明を受ける時のポイントを教えてください
販売会社のカウンターで、投資信託の説明を聞こうと思うのですが、なんだか緊張して、うまく聞く自信がありません。限られた時間のなかで、うまく聞くコツがあれば教えてください。
Answer
まったく知識が無い場合と、ある程度の知識をもって臨むのとでは格段の違いがありますが、共通して言えることは、「相手のペースに飲み込まれず」に、どれだけ「自分のペース」を維持できるかがポイントになります。

そのためには、事前に「自分が聞きたいことリスト」を作ることをおすすめします。限られた時間の中ですから、自分が本当に知りたいこと、説明して欲しいことを2つ、3つ絞って臨むのがよいでしょう。ここで重要なのは、自分が知りたい順番に聞いてみること。最初に訪問目的を明確に提示して、ペースを先制するのも良いかもしれません。(ご参考までですが、販売会社の方々は、投資信託毎に説明するパターン(順序)をもっています。このパターンは、必ずしも皆さんが知りたいことの順序と同じではありません。)さらに、今回運用しようと思っているお金の性格を明確にしておくと、より具体的に話ができるでしょう。(第1回セミナー参照)

そして、一度家に戻って聞いたことを自分なりにそしゃくしてみてください。その時は分かっていたつもりでも、家に帰ると「???」というケースは結構あるものです。その場合は、再度訪問しても良いですし、電話で確認をしてもよいと思います。販売会社の皆さんは大変でしょうが、皆さんも大事な資産を運用するわけですから、あまり気後れせず積極的に質問をしてください。
<聞きたいことリスト>(例)
この投資信託は、自分の資産運用の目的の実現に適しているか
この投資信託の実績は、自分のリスクの許容範囲に納まっているか
この投資信託から受ける効用は、どんなものか
お申込手数料、税金等、一般的なコスト以外に負担するものはあるか、等
避けて頂きたいのは、長時間にわたって説明を聞くことです。メモを取りながら、であれば話は別ですが、こうした場合は、延々と説明が続くものです。結局、終わり10分の話ししか印象にのこらないのが「関の山」。最初は、短く、簡潔に。欲張らずに情報収集することから始めてみてください。あとは、「場数」でしょう。
Q.8
Q.8 基準価額はどこで確認すればいいの?
毎日の投資信託の単価(?)を知るには、日経新聞を見るとわかると聞きましたが、我が家では、日経新聞を購読していません。他に投資信託の単価を知る方法は、ありませんか?
Answer
投資信託の単価は、「基準価額(きじゅんかがく)」と言います(Q3参照)
基準価額は、保有されている投資信託を購入された販売会社または、運用会社のホームページで確認する、もしくは、同コールセンター等に直接聞くことができます。

最近は、自分が持っているファンドを登録し、基準価額などを簡単に見ることのできるホームページのサービスを行うところも増えています。時間短縮のためにも、日頃から、自分の知りたい情報整理しておくことは、「バランス美人への第一歩」として、大切かもしれません。

ちなみに、自分が保有している投資信託だけでなく、他のファンドも見たいときは、(社)投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/fund/kijunsearch/index.html)にアクセスしてみるのもいいですね。
Q.7
Q.7 ファンドマネージャーはどんな人たちですか?
投資信託は、ファンドマネージャーという人たちが運用すると聞きました。彼らはどんな人たちですか?大きなお金を動かすときに、決断はすぐできるのでしょうか?優柔不断な人は向きませんか?ファンドマネージャーも、投資信託を買っているのですか?
Answer
「ファンドマネージャーはどんな人か?」難しい質問ですね。
共通して言えることは(主観的ですが)、どのファンドマネジャーも「投資の世界が、こよなく好きな人」とは言えそうです。また、敢えて言うならば、「探究心が強く、理想に向かってあくなき追求を続ける人」でしょうか。彼らは、「絶対」というものが存在しない"投資の世界"に身を置いているわけですから、かなり挑戦的な日々を過ごしていると思います。

「決断がすぐできるのか?」ファンドマネジャーも生身の人間ですので、「悩む」ことは多々あると思います。ただ、決定的な違いは、彼らが常にシナリオを描いていることではないでしょうか。一般的には、「運用哲学」というような言葉を使われますが、ポジティブなもの、ネガティブなものと考えられる限りのシナリオを描いておいて、その時々に備えています。だからこそ、不測の事態が起こったとしても、経験に裏付けられた「考え方の軸」をしっかりもっていることから、最善に近い対応が可能になると思います。

「ファンドマネージャーが投資信託を買っているか?」これは、人それぞれでしょう。彼らが講師を勤めるセミナーに参加した折に、勇気をふるって質問してみてはいかがでしょうか?
Q.6
Q.6 目論見書の扱いがわかりません
証券会社より、「購入済みファンドの『目論見書』が必要なければ送付しなくても良いか?」という内容の書面が送られてきました。購入する前とまったく同じ内容のものが、定期的に送られてくるのであれば、やはり不要なのでしょうか?
Answer
目論見書(投資信託説明書とも言います)には、実は有効期限があり、概ね半年が一般的です。
販売会社から定期的に送られてくるのは、期限が切れた目論見書に代わって新しい目論見書を投資家に届ける必要があるからです。
したがって、新しい目論見書が届いたら、運用状況の確認やご自身が投資に際して重要視していたポイントに変更はないか、享受しようとしていた効用に影響を与える変更はないか、等々、ポイントを絞って見直すのが良いでしょう。

ただ、投資判断に大きな影響をあたえるような内容の変更が行なわれることは稀ですし、仮に重大な変更がある場合は、「交付の必要がない」と申請のあった受益者に対しても、必要に応じて交付されますので、送付を断っても、通常、それほど問題はありません。ちなみに、約款変更は、運用報告書にも記載されます。
Q.3
Q.5 投資信託には、どんな種類があるの?
数年前に投資信託を購入したのですが、自分の購入した投資信託がどのような種類かわかりません。そもそも投資信託にはどのような種類があるのでしょう。
Answer
日本国内で、一般の投資家の方がご購入になれるだけでも、2600本近く販売されている投資信託。自分にあった投資信託を選ぶためには、種類や特徴をご理解いただく必要があります。

まず投資信託は、届出や登録の関係から、大きく「国内籍」と「外国籍」とに大別できます。皆さんが、これからご利用になるものの大半は、一般的に国内で販売されている「国内籍」になると思います。
運用対象で分ける
  投資信託を運用対象で分類すると、「公社債投資信託」と「株式投資信託」に大別できます。 1つは、株式を組み入れて運用する株式投資信託。もう1つは、株式を一切組み入れず、公社債(債券)だけ運用する「公社債投資信託」です。「株式投資信託」に分類されていても、公社債中心に組み入れられているものもありますので、しっかり中身を確認しましょう。
募集期間で分ける
  「公社債投資信託」「株式投資信託」とも、いつでも購入できる「追加型(オープン型)」と購入時期が限定されている「単位型(スポット型)」に分類されます。「単位型」は、運用を開始する日(信託設定日)前の募集期間のみ購入が可能です。一方、「追加型」は、設定日前後に係わらず、募集期間中であればいつでも購入することができます。
※上記の商品分類は、2006年10月末現在の(社)投資信託協会に基づくものです。
その他、運用対象や運用形態でも、さまざまにタイプ分けができます。
インデックスファンドとアクティブファンド
  <インデックスファンド>
株価指数や債券価格指数など市場指数(インデックス)に連動する投資成果を目指した運用をするタイプ。日本株の場合、株価指数として東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価などが用いられます。
<アクティブファンド>
市場指数(インデックス)を上回る投資成果を目指した運用をするタイプ。
ファンド・マネージャー独自の見通し、判断、投資戦略などに基づいて、国別配分、業種配分、銘柄選択などを行って市場指数を上回る投資成果を目指します。
公募投資信託と私募投資信託
  <公募投資信託>
50人以上の不特定多数の投資家を対象とした投資信託。
<私募投資信託>
50人未満の少数投資家を対象とした投資信託。
証券会社や銀行などの「適格機関投資家」のみを対象とする場合は、人数に関係なく私募投資信託として扱います。
バランスファンド
  株式や債券など異なる資産を合わせて運用するタイプ。株式の組み入れ比率は70%未満とされています。
上場投資信託
  株式市場で売買できる投資信託のことで、株価指数に連動するように運用されている「ETF」や、不動産投資信託(J-REIT)があります。
※上記以外にもさまざまなタイプに分かれます。
「自分は、なぜ投資を始めるのか?」が決まったならば、どの種類の投資信託が自分に向いているのか、見比べてみるのが良いでしょう。
Q.3
Q.4 同じ商品なら、手数料も同じですか?
同じ投資信託(商品)がA銀行でも、B証券会社でも買うことができると聞きましたが、手数料は同じですか?
Answer
商品が同じでも、お申し込み手数料(Q3参照)は、取り扱い販売会社によって異なる場合があります。これは、お申し込み手数料が、皆さんが投資信託を購入する際に必要となる手続きや、その後定期的に必要となる事務運営等に係る費用をまかなうことを目的に徴収されるもので、販売会社毎の事情によって、「料率」が異なってくるために起こります。

手数料率は、その投資信託を販売する販売会社によって決定されます。例えば、投資家が購入する際「有人対応」か「無人対応」か、で異なる場合があります。前者は、証券会社、銀行等の窓口での対応、後者は、インターネットを介した対応が代表的ですが、傾向としては人手のかからない後者の方が、「手数料率」の水準が低く設定されているようです。また、購入金額の多寡によって「料率」を設定している場合もあります。

ちなみに、「お申込手数料」は、一般的に「料率(%)」(消費税込み)で表記されている場合が多く、商品購入時の「お買付価額」に設定された「料率(%)」を掛け合わせることで金額を計算することができます。
<お買付価額(円)×料率(%)=お申し込み手数料(円)>

自分にあった納得のいく投資信託がみつかったら、"どこの販売会社で買うと、申込手数料が得なのか"という視点で調べてみるのもひとつですね。
Q.3
Q.3 投資信託には、どんなコストがかかるの?
Answer
日常生活では、モノやサービスを買う場面が多いですね。その時に気なるのは、やはり「コスト」でしょうか。投資信託も、さまざまな「コスト」がかかります。

投資信託の場合、日用品を買うのと異なり、後々に損益を確定する時がやってきますから、当初支払ったコストを考慮した損益分岐点(損益の分かれ目になる基準価額水準)を、あらかじめ把握しておくのが良いでしょう。また、税金等の知識があれば、換金時に最終的に手にする額についても概ね把握できます。いずれにしても、当初掲げた目標に到達するには、「コスト」感覚をもっておくことをおすすめします。

皆さんが負担される一般的な「コスト」は以下のとおり。
負担するタイミング 負担形態 コスト / 税金 内容
購入時 直接 申込手数料 販売会社毎に異なります。購入したい投資信託を取り扱っている販売会社の申込手数料の違いをチェックしてみるのもよいかもしれません。
直接 消費税 申込手数料に5%の消費税が加算されます。
保有期間中 間接 信託報酬 多くは、純資産総額を基に、投資信託の運営に必要な費用として、日々計算されたうえ、信託財産から徴収されます。
収益分配時 直接 所得税・地方税 元本超過額に20%(所得税15%・地方税5%)が課税されます。ただし、追加型株式投資信託の「特別分配金」は、課税対象になりません。
換金時 直接 所得税・地方税 元本超過額に20%(所得税15%・地方税5%)が課税されます。追加型株式投資信託の「特別分配金」は、個別元本超過額に20%が課税されます。
直接 信託財産留保額 商品によっては負担しない場合があります。課金時の基準価格に対する一定料率があらかじめ定められています。
(※) 公募・追加型株式投資信託の税率は、2004年1月1日から2008年3月31日まで優遇税率(10%:所得税7%、地方税3%)が適用されます。
(※) 税率に関しましては、税法の改正により変わる場合があります。
ご紹介したものは、あくまで一般的なものですので、皆さんが投資信託を購入する際には、後で「聞いていなかった・・・」ということがないように、必ず販売会社等で確認するようにしましょう。
Q.2
Q.2 投資信託は、いくら?
投資信託を購入しようと窓口で価格を聞いたら、投資信託の価格は、購入時点ではわからないと聞きました。投資信託はいったいいくらで買えるのですか?
Answer
まず、投資信託の値段は、「基準価額(きじゅんかがく)」といいます。"価格(かかく)"ではなく"価額(かがく)"ですので、ご注意を。そして、「基準価額」は、10,000口当たりの価格で表示されるのが一般的です。

それでは、「投資信託は、いくら?」か・・・
基準価額は、< 純資産総額(円)÷ 残存口数 × 10,000 >で計算され、投資信託毎に異なります。各々異なるのは、投資している資産の評価額やその投資信託の運営に係る費用、さらに、投資家が投資している口数が、投資信託毎に違うからです。

また、基準価額は、原則、月曜日から金曜日(除く祝日)、資産の運用を行なう委託会社(一般的に"運用会社"と呼ばれています)や、投資家の皆さんからお預かりした資産の管理を行なう受託会社(信託銀行など)が計算したものを、委託会社経由で、発表しています。

基準価額を知りたい時は、その投資信託を取扱う販売会社や運用をしている委託会社にお問合せいただくか、または、社団法人投資信託協会ホームページ
http://www.toushin.or.jp/)や日本経済新聞社の紙面をみてください。

自分が投資したいと思う投資信託が今いくらなのか、投資する時だけでなく、投資後も関心を持ってチェックする習慣をつけるといいですね。
Q.1
Q.1 投資はいつ始めたらよいのですか?
Answer
さすが「バランス美人塾」をご覧の皆さん! 初めから「積極的」な質問ですね。

この質問への回答はいろいろあると思いますが、大切なポイントは「投資の目的がハッキリと決まっているか」です。

その理由は・・・、
1989年、史上最高値を記録した日本の株式市場を覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
当時は、「猫も杓子も株式投資」という雰囲気が強く、投資のプロとされる機関投資家だけでなく、個人投資家も市場に参加していました。あの頃を振り返ってみますと、個人投資家の多くが「投資することが目的」になってしまい、本来もっているべき「投資の目的」を見失っていたような気がします。

最近、「貯蓄から投資」の気運が高まっています。これは「貯蓄しているものを、単に投資に回す」ことを促しているわけではありません。とかく、「貯蓄」という方法に偏りがちな日本人の資産運用に、「投資」という方法も視野に入れた、バランスある資産運用を促しているものです。とても健全な発想だと思います。

あとは、こうした気運の高まりが、「投資することが目的」の、単なる「投資ブーム」にならないといいなと思っています。

「投資」を始めるには、まずは「自分は、なぜ投資をはじめるのか?」「投資を通じて、一体何をしたいのか」といった、そもそもの「目的」をハッキリともつことが大切です。目的が明確になれば、いつ始めるかも、自ずと決まってくるはずです。
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