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物価は上がる?下がる?
資産運用を考える上で、物価の見通しは重要です。というのは、お金とモノの価値を比較すると、モノの値段が上昇することは、お金の価値が下がることを意味しますし、逆にモノの値段が下がると、お金の価値が上がることになり、資産運用のあり方が大きく変わるからです。皆さんは、1年後の物価は、どうなっていると思いますか。
日本銀行が公表している「生活意識に関するアンケート調査」によると、「1年後に物価は上昇する」と答えた世帯の割合は8割程度で、インフレ(物価上昇)に対しての懸念が高まっているようです。そして、今後5年間では、平均5%以上も上がると予測しているようです。
ところが、実際の消費者物価指数をみてみると、最近のインフレ率は概ねゼロ%〜1%に留まっています。みなさんの実感値はいかがですか?
■ 生活者のインフレ期待
生活者のインフレ期待
「生活意識に関するアンケート調査」〜物価に関する実感〜
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2004/3 |
6 |
9 |
12 |
2005/3 |
6 |
12 |
2006/3 |
6 |
9 |
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1年後の物価は何%程度変化すると思うか |
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4.8% |
5.1% |
(郵送調査) |
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平均値 |
1.2% |
1.6% |
1.4% |
1.8% |
1.3% |
1.6% |
2.2% |
2.1% |
3.7% |
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(訪問調査) |
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今後5年間、物価は毎年平均何%程度変化すると思うか |
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5.2% |
5.0% |
(郵送調査) |
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平均値 |
1.7% |
1.9% |
1.6% |
2.1% |
1.8% |
1.9% |
2.4% |
2.3% |
3.1% |
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(訪問調査) |
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消費者物価 (総合、前年比) |
-0.1% |
0.0% |
0.0% |
0.2% |
0.0% |
-0.5% |
-0.4% |
0.1% |
0.5% |
0.6% |
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(資料)日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」
お金の価値が下がる???
ここで、消費者物価指数を項目別にみてみましょう。
■ 消費者物価指数の推移
消費者物価(全国)・大分類別の推移
(資料)総務省「消費者物価指数統計」
グラフを項目別に見てみると、「家具・家事用品」「教養娯楽」の値段は、このところ大きく下がり続けています。これは、家電やテレビ、パソコンの値段が反映されていて、高性能化とともに、実売価格が下がっていることが要因になっているようです。
一方、石油など、エネルギー価格の上昇を背景に、光熱費は上がっていています。また子供のいる世帯では、教育費の上昇はアタマの痛い問題ですね。
このように細かく見てみると、生活コストは上昇傾向ですが、物価指数全体では、一部の値下がりする製品により引き下げられているのが実情で、実質的には、みなさんの予想通りインフレ傾向にあるともいえます。つまりは、お金の価値は下がっている可能性もあるわけです。
物価の上昇に対して、金利の上昇が見込めない昨今、「インフレの常備薬として資産運用」を行うことは、もはや必須かもしれません。
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