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一年でもっとも寒いといわれる大寒は過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。夜、寒さでぐっすり眠れなかったり、朝、布団から出られなかったりすることはありませんか?
現代社会は24時間社会と言われています。しかし、もともと人間は朝日が昇ったら起きて、暗くなったら寝る生活をしていました。それが戦後、社会の構造が大きな変化を遂げ、24時間営業の店舗や職業も増えました。これによって、本来の人間のバイオリズムも狂い始め、就業時間の不規則な人などは、身体のリズムを崩しつつあります。このような状況のなか、今、不眠症に悩む人が大変増えています。
本来、睡眠というのは肉体を休ませるとともに、脳を休ませるための大事な作業です。ですから、成長の大きな赤ちゃんほどたくさん寝て、高齢になるにつれあまり寝なくても平気になります。脳に休息を与える睡眠活動は、脳の機能を充分に働かせるためにとても大切なことです。それは脳が身体全体に対する伝達物質の中枢であり、脳がしっかり休むことができれば自律神経系から、ホルモン、食欲、その他いろいろな身体のバランスをうまく取ることができるからです。
不眠症は女性の方に多い症状です。男性が不眠を感じるのは50代の後半から60代ですが、女性の場合は40代の半ばから不眠が出てきます。冷えや耳鳴り、そして更年期の症状、例えばほてりやのぼせなど身体バランスの変化によって寝付きが悪くなることが多々あります。さらに、家庭を管理しなくてはいけないという女性の立場から、生活サイクルがバラバラの夫や子供たちの世話に追われ、バイオリズムが狂ってしまうこともあります。これは大きなストレスの原因にもなることがあります。
寝つきが悪いのも、眠れないのも、寝過ぎも、すべて睡眠障害です。こういった症状がある場合、できるだけ規則正しい生活を心がけることが大切です。家庭がある方は今自分がどういう状況であるかということを家族に理解してもらい、協力してもらいましょう。騒音や外の明かりで眠れないという方は環境の改善をするなど、周囲を整える努力をしてください。少なくとも、一度に4〜5時間は眠るのがおすすめです。
理想的な睡眠時間にはいろいろなデータがありますが、自分に適した睡眠時間を取るようにしましょう。女性の場合は22時から深夜2時頃までを睡眠に充てるのがいちばん健康によく、肌つやにも効果的です。
眠れない、というのは本当につらいことです。より自分の身体にあった充実した睡眠をとるように心がけ、心も身体も健康な毎日を過ごしましょう。

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