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みなさんはじめまして。これから当コラムでは、女性のポジティブライフに欠かせない"心と身体の健康"について、婦人科医の視点から、ちょっとしたアドバイスをお届けしたいと思います。女性なら誰もが気になる身近な問題を扱っていくこのコラム、どうぞよろしくお願いします。
さて、酷暑といわれた夏も終わり、そろそろ疲れも出てくるこのごろ。冷たい長雨が続いたかと思えば、再び暑さが戻ってきたりと、体調管理も大変です。こんなとき、ちょっと風邪をひいてしまったりするとあらためて健康の大切さを実感するものですね。
そもそも健康とはなにかと考えると、やはり「心身ともに健康」という言葉のとおり、肉体だけでなく、心も健康であることです。特に女性は、心と身体のバランスがうまく取れていることが重要です。というのも、女性は男性に比べて毎月の月経やライフステージの構成など、身体のリズムがはっきりしているために、その節目節目で大きなストレスを受けて精神的な問題が身体に出てしまうことが多いのです。
中でもよく知られている更年期障害は、更年期に起こるさまざまな環境変化やホルモンバランスの変化、そしてそれに伴う心境の変化などが引き起こす症状のことをいいます。「昔はもっとキレイだった」「記憶力が低下した」などと自己否定の感情や喪失感を持ったことはありませんか? 更年期でなくても、家庭や仕事でがんばり過ぎてしまっている人たちは、気づかぬうちにストレスを溜めているかもしれません。
心だけではなく身体も、体調に応じてシグナルを送ってくれています。たとえば、女性にはおりものがありますが、これは膣の内部をほかの菌から守るため乳酸菌を作る作用を持っています。ところが、暑い季節などに膣が蒸れて雑菌が入りやすくなったりすると、おりものに色やにおいが付いたり形状が変化したりします。こうした危険信号に気づかずに放っておくと、やがて子宮が痛みだしたり、ときには思わぬ大病に発展することもあるのです。
ですから、自分の身体が出すサインには常に注意をしてください。健康診断で「異常なし」の結果が出たからといって無理をしてはいけません。ストレスを感じている人は、気分転換をして、十分な睡眠をとることが効果的です。自分のための時間を作り、自分のペースをつかんでください。また、不安を解消するだけでも心は軽くなるものです。身体や心の悩みがあるときは早めに医師に相談してくださいね。

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