 |
“奇跡的”なカラダは毎日のストレッチと歩くこと
「家にいるときは、人に会いたくないくらいぐうたらしているのに、外出する服を着て、コンタクトを入れると目に緊張が走ってきて、化粧を始めると背筋が伸びてくるの」。仕事柄、ステージに立つことが多いクミコさんは、今年、ある人に驚かれたことがあったのだとか。
「衣装の採寸をしているときに、デザインする人に“奇跡的だ”って言われたの。サイズを測ったらカラダに歪みがなく、まったくシンメトリック(左右対称)だったの、52歳にして! 毎日寝る前に10〜15分間、ストレッチをしているからかしら。股関節を伸ばしているときに、日によって倒れにくい方向があると、今日はこっちを重点的に…と。あと、外を歩くことも楽しんでいます。落ち込んでいるときも、とりあえず外に出て、川のほとり、遊歩道、緑のある場所を歩くと、自分が普通の生き物であることに気付くの。自然に癒されて、スッキリした気持ちにリセットしています」。日ごろから、心とカラダのバランスを上手にとっているクミコさんの「食」の傾向は?
「自然食し好は強いですね。豆類やゴマ、酢など。私は、毎朝ヨーグルトを食べるのだけれど、食べ方が変わっているかも。まず、乾燥プルーンを黒酢に浸して、ふやけたものをトッピング。コレがお気に入りなの!」と材料はもちろん、味を想像しただけでも元気になりそう。
大人の恋は、程よきところにとめるってことかしら
「恋せよ大人たち」と冠した2006年の全国コンサートツアー。「大人の恋」という言葉が気になるところ。
「大人の恋は、程よきところにとめるってことかしら。(前出の)お酢とプルーンの関係じゃないけれど、もっと豊かに、いいエキスだけを自分の栄養にするの。言うは易しだけどね(笑)。50代という知らない扉を開くのはすごく楽しみ! 一方で、若さにしがみつくことなく、自分の身を処したいとも思っています。自分の親、自分のカラダ、何にお金がかかるか分からないのに、アリとキリギリスでいうなら、まったくのキリギリスなんです。だから、きちんと貯めるべく、貯めるために、私の場合は、よりいい歌を歌う。みなさんに聞いてもらい、CDが売れて、心も体も健康でいることがすべての解決策に。1日、1日をきちんと生きていく。その積み重ねが10年後につながると思っています」
|
 |
歌手クミコさん
朝の連ドラ女優を目指し、演劇の盛んな早稲田大学に進学。在学中、劇団「木霊」での劇中歌で目覚め、歌の道を選ぶ。1982年、シャンソニエの老舗「銀巴里」のオーディションに合格。プロ活動をスタート。お客さまが1人しかいないステージで、「23区の名前を挙げる」ゲームで時をしのぐなど、ユニークで前向きなキャラクターが魅力。現在、シャンソンの枠にとらわれない幅広いジャンルの歌手として、多くの大人たちから支持され、ライフ、エッセイ執筆、テレビ・ラジオ出演など活躍中。
|